ちょっと得した気分になれる異空間へ

車で走っていて、「○○博物館」「■■記念館」といった施設名が入り口横の看板に記されているを目にすることはありませんか。こんなところに博物館? と興味を感じながらもたいていはそのまま素通りしてしまうのですが、まちには公設、施設、あるいは大学の中にと、意外と多くのミュージアムが存在しています。「北海道博物館」や「道立近代美術館」といった大型の館だけでなく、一度は足を運びたいミュージアムです。

そこは、身近にあるモノや仕組み、文化・芸術、歴史、産業、土地などを知ることができる学びの場であり、今まで知らなかった作家の作品に出会える場です。さらには、まちなかの異空間ともいえる場であったりもします。

今回は札幌市内の館を中心にご紹介しますが、対象を北海道全体に広げると、まだまだ多くの訪れたい空間があるはずです。そして、規模は大きくはないけれど、自分が暮らすまちの郷土資料館も身近すぎて訪れたことがないという人も多いのではないでしょうか。そうした際のきっかけになれば幸いです。

設営者の思いや個性が展示物と空間にあふれ、身を置くだけで何やらちょっと得した気分になれる。週末の半日だけの目的地として妙に楽しくなれる。そんな「まちのディープなミュージアム」を特集します。

伊田行孝─text
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