まちの人に聞いて見た「あの風景、この味、お気に入り」。

走って、食べて、秋の滝川にぜひ!

井田規之さん

「10年以上前に体調を崩して入院し、少しでも体に良いことをと考えてランニングを始め、そこからハマりました」。
井田さんは、ジンギスカンで有名な株式会社マツオの専務取締役を務める傍ら、数多くの大会に出場する市民ランナーでもある。北海道マラソンや洞爺湖マラソンといった道内の大きなレースのほか、道外の大会にも出場する。しかも、何度もフルマラソンを完走しているのだから、趣味の域を少しだけ超えているのかもしれない。そんな井田さんが滝川のまち並みの中を走る喜びを知ってほしいとおすすめするのが『たきかわコスモスマラソン』。1km、3km、5 km、10 km、ハーフマラソンの5種目で構成される大会だ。
「名の通り、滝川市の花・コスモスが咲き誇る9月に毎年開催されています。沿道のコスモス、遠くにはピンネシリ山を楽しめるコースです。ぜひ、滝川のまち並みや人のあたたかさを感じながら走ってほしいですね」

もう一つが、滝川といえばジンギスカンだ。
「マツオに勤めているので、いささか手前味噌ではありますが、ジンギスカンはマツオだけでなく、市内の精肉店などでも作られていて、滝川のソウルフードです。いろいろなジンギスカンを食べ比べてみるのもおすすめです。種羊場があったこと、リンゴやタマネギの産地であったことなど、このまちにはジンギスカンが生まれる歴史と風土がありました。だからこそ、多くの人に味わってほしいと願っています」

コスモスマラソンの出店コーナーでもジンギスカンが楽しめるとのこと。1日で両方を満喫するのもアリかも。

沿道に咲くコスモスがランナーの背中を後押ししてくれる!?(写真提供:一般財団法人滝川市体育協会)

野菜もたっぷり食べられるジンギスカンは女性人気も高い。マツオで使われているジンギスカン鍋は時代とともに形を変えながら現在は5代目(写真提供:株式会社マツオ)

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