まちの人に聞いて見た「あの風景、この味、お気に入り」。

鳥になりたいなら、滝川へ!

庭野朱美さん

滝川のコミュニティFM「Gsky」は2001年に商店街活性化の実験事業としてスタートし、市民の反応もよく、その後に株式会社化された。そこで“あけみさん”としてパーソナリティ兼営業部長を務め、市民に人気の庭野さん。パーソナリティ歴は16年、子供の付き添いから始め今やライフワークになったという空手歴は25年、そして滝川での生活歴は32年を数える。

そんな庭野さんが、滝川に来たのなら、ぜひ体験してほしいと思うのがグライダー。国道等で見かけるカントリーサインも、滝川はグライダーがモチーフになっている。
「静かな世界と、滝川だけでなく中空知全域が視界に飛び込んでくるギャップがものすごく大きく感じます。自分がいつもと違う次元の中に存在しているようで、これがグライダーの魅力なのでしょうね」
滝川市の石狩川河川敷には日本で最初の本格的な航空公園「たきかわスカイパーク」があり、4月中旬~11月中旬の飛行シーズンは、ほぼ毎日運航され、グライダーの体験飛行が可能だ。滝川におけるグライダーの歩みは、すでに40年近い歴史を有し、思い立ったが吉日とグライダーに乗れるのは日本でも滝川だけなのだ。

庭野さんのもう一つのおすすめも“高い”ところ。
「江部乙の丸加山にある展望台です。展望台駐車場の横に、もう少し上に登れる場所があり、ここに夜、マットを持ち込んで、下界ではなく寝転がって夜空を眺めるのが最高です。天の川の帯も見えます。流星群の見事さは、筆舌に尽くしがたいほど最高でした」
展望台までは道幅も狭い箇所があり注意が必要だが、日中も遠くにピンネシリを望み、滝川市街を見下ろすことができる。

●体験飛行
「グライダー:飛行時間約10分、高度450m」
一般7500円、小・中・高校生4000円
「モーターグライダー:飛行時間約10分、高度450m」
一般7,000円、小・中・高校生4,000円
[お問合せ・お申込み先]
滝川スカイスポーツ振興協会
TEL:0125-24-3255、22-2976
FAX:0125-23-3777
E-mail:sata@rapid.ocn.ne.jp

大型旅客機では味わえない視界と空間性が魅力のグライダー(写真提供:滝川市)

丸加山展望台。この日は残念ながら薄曇り

庭野さんがパーソナリティを務めるFM「Gsky」

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