白滝ジオパーク

ジオを知る

石田美恵-text 黒瀬ミチオ-photo

白滝ジオパーク交流センター

白滝ジオパークの拠点施設で、各ジオサイトについて詳しく紹介している。現地に出かける前に、まずはここで情報収集を。ジオツアーの参加申し込みも受け付けている。2階は遠軽町埋蔵文化財センターとなっており、白滝遺跡群から出土した膨大な数の石器を展示。黒曜石の石器やアクセサリーづくり、まが玉づくり、土器づくりなどの体験もできる。
北海道紋別郡遠軽町白滝138-1
TEL:0158-48-2020
WEBサイト

丸瀬布昆虫生態館

丸瀬布の渓流、武利川を代表するチョウ「オオイチモンジ」をはじめ、豊かな生態系を“生きた昆虫”から感じることができる施設。前身は住民有志が設立した「昆虫の家」。丸瀬布の自然環境を再現した「生態展示室」では風穴などのジオ関連展示もみられる。
北海道紋別郡遠軽町丸瀬布上武利68
TEL:0158-47-3927
WEBサイト

ここで卵から飼育している昆虫も多い

「昆虫の家」設立の中心となった佐藤正美さん

森林鉄道蒸気機関車「雨宮21号」

1928(昭和3)〜1958(昭和33)年、丸瀬布で木材の運搬に活躍した国産初の11トン機関車「雨宮21号」が、住民有志の尽力により動態保存され、北海道遺産にも選定。4月下旬から10月下旬の土・日・祝日は、「森林公園いこいの森」園内2kmの軌道を周遊(夏休み中は毎日運行)。

(写真提供:NPO法人北海道遺産協議会)

森林公園いこいの森
北海道紋別郡遠軽町丸瀬布上武利
TEL:0158-47-2213(遠軽町丸瀬布総合支所産業課)
WEBサイト

瞰望岩(がんぼういわ)

地上から約78mにそびえる瞰望岩は、アイヌ語で「インカルシ」、「見はらしのよいところ」という意味で、遠軽の町名の由来ともなったシンボル的な存在。この巨大な岩石は、水中で噴出した溶岩が壊れてバラバラになったあと、火山灰と一緒に堆積して固まったもの。「太陽の丘えんがる公園」側から、頂上へ登ることも可能。


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