小説家の筆が描いたまち。書かれた時代と現在。土地の風土と作家の視座。
「名作」の舞台は、その地を歩く者の眼前に何かを立ちのぼらせるのだろうか。
*この連載は、作家の合田一道氏が主宰するノンフィクション作家養成教室「一道塾」(道新文化センター)が担当しています。
第11回
(日本語) 残響(田中和夫著)
あらすじ
薩摩藩のイギリス留学生の一人として、西洋の文化に触れた村橋久成は、ひとつの藩から、日本という国家を考えるようになってゆく。やがて開拓使に出仕して、イギリスで見た西洋式大農経営や近代的農業器械技術を、北海道の開拓に役立てたいと夢みる。
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田中和夫
(たなか・かずお)
昭和8(1933)年、北海道江別市生まれ。「札幌文学」「国鉄北海道文学」同人。戯曲、放送劇、小説に多くの作品がある。昭和57(1982)年、『残響』で、北海道新聞文化賞受賞。札幌市在住。
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