小説家の筆が描いたまち。書かれた時代と現在。土地の風土と作家の視座。
「名作」の舞台は、その地を歩く者の眼前に何かを立ちのぼらせるのだろうか。
*この連載は、作家の合田一道氏が主宰するノンフィクション作家養成教室「一道塾」(道新文化センター)が担当しています。
第61回

(日本語) 乗りつぎ乗りかえ流氷の海(宮脇俊三)

あらすじ

東京から新幹線と特急、青函連絡船を利用して札幌まで来た筆者と雑誌編集者の2人は、オホーツク海の流氷を見るために、石北本線を利用して道東方面へ。そして、名寄本線などを乗り継ぎ、道北の稚内まで列車の旅をする。

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宮脇俊三(みやわき・しゅんぞう)

1926(大正15)年~2003(平成15)年。埼玉県川越市出身。東京大学文学部西洋史学科(旧制大学課程)卒。紀行作家。中央公論社退社後、1978(昭和53)年に『時刻表2万キロ』で第5回日本ノンフィクション賞受賞。1999(平成11)年、第47回菊池寛賞受賞。代表作に、『最長片道切符の旅』、『韓国・サハリン鉄道紀行』。
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