プロローグ

何かが生まれる「広場」

「まちの広場」という言葉から、どんなイメージが浮かびますか。近年、多様な広場性を持った空間が「交流」をキーワードに誕生しています。人が集い、出会い、新しい文化やまちづくりが生まれていく。そんな空間を上手に活かしたいものです。

2019/04/24

まちの広場は誰のもの

「アカプラ」の愛称で親しまれる札幌市北3条広場。まちのメインストリートである札幌駅前通沿い、北海道庁赤れんが庁舎と超高層複合ビルに隣接する場所に誕生して5年。地域の歴史と都市の変容を包み込むような空間で、「まちの広場」について考える。

2019/04/24

産業のまちから、暮らしのまちへ

2018年11月、JR苗穂駅が新しいスタートをきった。以前は南側だけだった駅舎が橋上駅舎となり、北側からも利用しやすくなった。南北をつなぐ広い自由通路ができ、長年にわたる地域の分断問題が解消した。新しいまちの顔から、どんな未来が見えるだろうか。

2019/05/08

まちを、出会いの「広場」となるミュージアムへ

2019年4月3日、伊達市に「だて歴史文化ミュージアム」が開館した。老朽化した伊達市開拓記念館からの更新というだけでなく、展示コンセプトや市民の関わり方も含めたリニューアルがなされている。歴史文化の資源が豊富な伊達市で、博物館はどのような「場」となり得るのだろうか。

2019/05/22

「ぽすとかん」の灯をともそう。

かつて郵便局だった札幌市南区石山の建物がこの春、新たな交流スペースに生まれ変わった。その名は「ぽすとかん(POST-O-KAN)」。地元で採掘される「札幌軟石」で建てられた空間は、土地の歴史を語る“生き証人”。ここから、新しい出会いや発見が生まれている。

2019/05/29

文化の厚みは、住みやすさのしるし

昨秋、北1条西1丁目にオープンした複合文化施設「札幌市民交流プラザ」。単に豪華な劇場の入ったガラス張りのビルと捉えてしまうと大間違い。期待されているのは「新しい広場」としての機能だという。どのように活用されるのか、その理念と役割をくわしく探ってみた。

2019/06/12

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