小説家の筆が描いたまち。書かれた時代と現在。土地の風土と作家の視座。
「名作」の舞台は、その地を歩く者の眼前に何かを立ちのぼらせるのだろうか。
*この連載は、作家の合田一道氏が主宰するノンフィクション作家養成教室「一道塾」(道新文化センター)が担当しています。
第13回
(日本語) 雪の断章(佐々木丸美)
あらすじ
孤児の飛鳥は、札幌市大通公園で親切な青年祐也と偶然再会する。祐也の社宅アパートに引き取られ、飛鳥の頑なな心は変化していくが、その一室で毒殺事件が起きる。雪に包まれる街に、人間の様々な思いが交錯する。
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佐々木丸美
(ささき・まるみ)
1949~2005。北海道当別町に出生。本名同じ。テレビ懸賞小説に入選したデビュー作『雪の断章』は、映画化もされた。作中人物を複数作に登場させ奥行きのある物語を創作し、根強いファンを獲得。永眠の翌年、自宅から未発表の草稿や草案ノートが多数発見され、話題となった。
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