小説家の筆が描いたまち。書かれた時代と現在。土地の風土と作家の視座。
「名作」の舞台は、その地を歩く者の眼前に何かを立ちのぼらせるのだろうか。
*この連載は、作家の合田一道氏が主宰するノンフィクション作家養成教室「一道塾」(道新文化センター)が担当しています。
第22回

(日本語) 赤いオーロラの街で(伊藤瑞彦)

あらすじ

東京のプログラマー・香山秀行はテレワークの体験で、斜里町を訪れた際、空一面に赤いオーロラを見た。それは地球の磁気圏が大きく乱れ、世界中が停電するというパニック状態への序章だった。香山は、斜里町で自分に何ができるのか模索し実行していく。

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伊藤瑞彦(いとう・みずひこ)

1975年、東京都出身。父の実家があった小清水町で子供時代を過ごす。高校卒業後、東京に移り、工場勤務などを経て、現在は斜里町在住。「赤いオーロラの街で」はデビュー作。第5回ハヤカワSFコンテストで最終候補に残る。
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