小説家の筆が描いたまち。書かれた時代と現在。土地の風土と作家の視座。
「名作」の舞台は、その地を歩く者の眼前に何かを立ちのぼらせるのだろうか。
*この連載は、作家の合田一道氏が主宰するノンフィクション作家養成教室「一道塾」(道新文化センター)が担当しています。
第23回

(日本語) 修学旅行復命書(宮澤賢治)

あらすじ

宮澤賢治は、37年間の生涯で三度北海道を訪れている。「修学旅行復命書」は、花巻農学校の修学旅行で三度目の渡道の折に、教員として引率した時の学校への報告書である。近代化が進む北海道に大いに感銘を受けた。

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宮澤賢治(みやざわ・けんじ)

1896~1933年。岩手県花巻出身。盛岡高等農林農学校卒。地元の農民生活に密着した童話や詩を書く。結核にて没。代表作に、死後発表された「雨にも負けず」「銀河鉄道の夜」「風の又三郎」らがある。
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