小説家の筆が描いたまち。書かれた時代と現在。土地の風土と作家の視座。
「名作」の舞台は、その地を歩く者の眼前に何かを立ちのぼらせるのだろうか。
*この連載は、作家の合田一道氏が主宰するノンフィクション作家養成教室「一道塾」(道新文化センター)が担当しています。
第50回

(日本語) 北海道水滸伝-津別事件の章-(山平重樹)

あらすじ

戦後まもなく、津別神社の境内で的屋と不良朝鮮人の喧嘩が、日本人的屋と朝鮮人連盟による抗争へと発展。そして、現在の常識では考えられない形で、事件は完全に収束する。北海道でも過去にない規模の的屋と朝鮮人の抗争事件を、ノンフィクションで描く。

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山平重樹(やまだいら・しげき)

1953(昭和28)年~。山形県出身。ノンフィクション作家。法政大学文学部卒。フリーライターとして、暴力団などのアウトローを中心としたルポ、小説、映画原作、漫画原作などを発表。代表作に、「モロッコの辰 横浜愚連隊物語」、「人間ドキュメント 野村秋介」。
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