小説家の筆が描いたまち。書かれた時代と現在。土地の風土と作家の視座。
「名作」の舞台は、その地を歩く者の眼前に何かを立ちのぼらせるのだろうか。
*この連載は、作家の合田一道氏が主宰するノンフィクション作家養成教室「一道塾」(道新文化センター)が担当しています。
第51回

(日本語) わが心のジェニファー(浅田次郎)

あらすじ

ウォール街で働くラリーは、母方の祖父母に育てられ、両親の顔を知らない。日本を愛する恋人のジェニファーにプロポーズするが、その前に日本を見てきてと頼まれる。日本人嫌いの祖父の元、日本をほとんど知らずに育ったラリーが見たものは——。

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浅田次郎(あさだ・じろう)

1951年東京都生まれ。中央大学杉並高等学校卒業後、陸上自衛隊に入隊、除隊後はアパレル業界など様々な職につきながら投稿生活を続け、1991年『とられてたまるか!』でデビュー。1997年『鉄道員』で直木賞、2008年『中原の虹』で吉川英治文学賞を受賞。
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