小説家の筆が描いたまち。書かれた時代と現在。土地の風土と作家の視座。
「名作」の舞台は、その地を歩く者の眼前に何かを立ちのぼらせるのだろうか。
*この連載は、作家の合田一道氏が主宰するノンフィクション作家養成教室「一道塾」(道新文化センター)が担当しています。
第67回

(日本語) 花喰い(篠原勝之)

あらすじ

新宿でクマさん(筆者の篠原勝之)とワカマッさん(映画監督の若松孝二)は、次回作の映画の構想について話し合い、翌月に映画は完成。そして、新作映画を宣伝するために、2人は北海道へ行く。その時にクマさんは、旅をしながら少年時代を過ごしたことを思い出す。

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篠原勝之(しのはら・かつゆき)

1942(昭和17)年~。札幌市出身。武蔵野美術大学中退。芸術家、俳優。少年時代を室蘭で過ごす。上京後、絵本、舞台美術、小説、エッセイなどを、1986(昭和61)年から鉄を素材にした作品を発表する。2009(平成21)年、『走れUMI』で小学館児童出版文化賞受賞。代表作、『人生はデーヤモンド』、『蔓草のコクピット』。
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