小説家の筆が描いたまち。書かれた時代と現在。土地の風土と作家の視座。
「名作」の舞台は、その地を歩く者の眼前に何かを立ちのぼらせるのだろうか。
*この連載は、作家の合田一道氏が主宰するノンフィクション作家養成教室「一道塾」(道新文化センター)が担当しています。
第14回
(日本語) 夏子の冒険(三島由紀夫)
あらすじ
20歳の美貌の令嬢夏子は、結婚への夢を捨て、修道女になると決断する。しかし函館の修道院へ向かう途中、偶然出会った青年に一目惚れし、駆け落ち同然の旅に出る。北海道の森を舞台に26歳の三島由紀夫が描いた、お嬢様の真剣で滑稽で人騒がせな冒険とは…。
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三島由紀夫
(みしま・ゆきお)
大正14年(1925)年~昭和45(1970)年。本名・平岡公威(きみたけ)。東京に生まれる。戦後の日本文学界を代表する一人で、ノーベル文学賞候補にもなった。昭和45(1970)年11月25日、自ら組織した「楯の会」の隊員とともに、東京の自衛隊市ヶ谷駐屯地で自決。
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