小説を旅する
さっぽろ雪まつりが閉幕した翌日、解体作業中の雪像の中から高額の現金が見つかった。市役所の観光課の職員「彼」と刑事が、現金を入れた人物を特定するために調査を開始。数日後、拾得物に心当たりのある4人が名乗り出たが…、やがて拾得物の時効が成立してしまう。
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札幌最初期の喫茶店「カフェーパウリスタ」から始まったサイドストーリーも、長い回り道を経て最終回だ。渋沢栄一というビッグネームの影にあった農場長に当てた光を、その周囲にも広げてみよう。自分が暮らすまちの場と空間を主語にすれば、北海道は自身をどう語ることができるだろうか。
札幌都心から試合会場へ届ける熱気。レバンガ北海道PVを開催!!
10月23日、アウェイの滋賀ダイハツアリーナで開催された滋賀レイクスとの試合に76-81で勝利したレバンガ北海道。その試合は遠く離れた「赤れんが テラス」でパブリックビューイングが開催され、およそ200名のファンの方々が勝利に酔いました。
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渋沢栄一に代表される近代の巨人たちに光が当たることは少なくない。しかし彼らのビジョンを実際に現場で動かしたのはどんな人たちだったのか。郷土史研究会が掘り起こした「吉田嘉市先生小伝」という一冊のドキュメントが、十勝開墾合資会社のあゆみを生き生きとよみがえらせている。
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1897年に制定された「北海道国有未開地処分法」は、日清戦争の勝利で離陸した日本の資本主義を一気に拡張させる枠組みとなった。これ以後北海道に向けられる土地への投資がいっそう増していく。しかしその現場はどのようなものだったろう。農場長の仕事からその現実が見えてくる。
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17世紀にロンドンで生まれたコーヒーハウスは、人と情報の交わりを拡張して、新たな公共圏を誕生させた。新聞の発達も、保険会社などの新ビジネスや学術団体の進展も、そこから起こったムーブメントだ。そして北海道開拓をコーヒーハウスから語ることも、さほど無理な話ではない。
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松前家のお家騒動で家名を復活させようする春山伸輔は遊軍隊に加わる。その後、榎本軍に捕まり、土方歳三から松前の惨状を聞かされた。釈放後、高田屋大明神の元に身を隠した。そこで、仲間の裏切りや、私利私欲のために箱館を乗っ取ろうとする、魑魅魍魎な陰謀に巻き込まれる。
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岩見沢の中心部からおよそ20分車を走らせて到着するコンテナハウスの店は土日だけの営業。妻の「手作りスイーツを提供する店をやりたい」という希望を夫の定年退職後に形にし、夫婦二人で切り盛りしている。外に向いたカウンターの向こうには水田と里山の風景が広がっていた。
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2023年に創成イーストの一角にオープンした「喫茶こともし」。喫茶店+学習塾というユニークな形態で、大人にも子どもにも親しまれている。普通の喫茶店では起こり得ないつながりが生まれる場所。そこは、愛ある“おせっかい”で溢れていた。
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札幌のJR篠路駅から徒歩10分の場所に居心地のいいコミュニティカフェがある。名物は手打ちうどん、シフォンケーキ、それから水曜から土曜は「須藤雅司さんこだわりの一杯」。須藤さんのコーヒーを飲みながら、これまでの話をお聞きした。コーヒーは媒介である、とあらためて思う。