特集
人も食材も土地も北前船がつないだ 「祖父・幸作は生地に生まれ、16歳の時に利尻に渡ったと聞いています。大正9(1920)年、20歳のときに創業し商人をしていました」。 黒部漁港からすぐの本社店舗に飾られた幸作さんの「全國 […]...
美と知の巡礼Ⅱ
ナウマンゾウは約34万年前、大陸から渡ってきた。北海道となる地には約12万年前に到達。約2万6千年前に絶滅した。「忠類ナウマン象」と呼ばれる化石は1969年、道路工事中に発見され、翌年にはほぼ1頭分が掘り出された。そして2024年に54年ぶりの大発見があった。
ツナでツナげる社内の「絆」~一夜限りの熱い戦い! アカプラ企業対抗綱引き大会
9月11日の夕刻、アカプラには少しずつ強まる秋の気配に抗うような熱気が広がっていました。今回が初の開催となる企業対抗綱引き大会。主に近隣のビルに入居する企業による28チームが参戦、赤れんが テラスのお買い物・お食事券などの豪華賞品をめぐって熱い戦いが繰り広げられました。
特集
7月2日、少し広めの教室に小学4年生の2クラス、62名が入ってきた。どの子も何が始まるのかへの期待で高揚したオーラを放っている。新たな「学び」に対する、純粋な興味とワクワク感がいっぱいなのだが、それはおよそ90分の授業が進むにつれてむしろ高まっている感じがした。
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昆布から始まった鹿部町。国内外から注目を集める、昆布の体験観光とは?
渡島半島の太平洋側、内浦湾(噴火湾)の出入口に位置する鹿部町。江戸時代初期の1615(元和元)年、良質な昆布を求めて南部(青森)から漁民が移住してきたことが、まちの始まりとされている。その鹿部町がいま力を入れているのが、昆布をテーマにした体験観光。2024年度、インバウ...
特集
「昆布を鏡餅のどこに飾りますか」と問われて、戸惑う人は多い。北海道に暮らす人の多くは、お正月に飾る鏡餅を思い浮かべたとき、昆布を一緒に飾る光景を想像できないからである。しかし、全国的に見ると、この問に対して驚くほど多様な答えがあることに気づかされる。
特集
世界が注目する「和食」を根本から支えているだし文化。スペインの一流シェフたちが驚く、京都の老舗料亭が大切に守り続ける昆布の底力を私たちは、今まで誇りに感じてきただろうか。和食文化国民会議の地域特派員でもある旭川市立大学の遊佐順和教授に会いに行くことにした。
特集
出汁や昆布巻き、つくだ煮など日本の食卓に欠かせない昆布。日本の漁獲量のおよそ95%が北海道産で、和食文化を支えてきた。その海での姿、皆さんはご存じだろうか。生物としての「コンブ」について、国内でも数少ないコンブの研究者である北海道大学の四ツ倉典滋教授に聞いた。
特集プロローグ
昆布はユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」の根幹をなすものであるとともに、古くは明治維新を裏で支えた存在でもありました。そして北海道は、世界にほかにない豊かな昆布の海に囲まれた奇跡の島ともいえます。昆布をめぐるまちと人々の特集です。
美と知の巡礼Ⅱ
明治14年、道内初の集治監として設置された「樺戸集治監」。囚人たちは“使い倒しても構わない”労働力として農地開墾や道路開削に従事した。初代典獄の月形潔は、西郷軍を討伐する部隊の一隊長として西南戦争に出征したことがあり、さらには入獄の過去を持つという興味深い人物だ。