特集
江別は小麦のイメージだが、主要作物は水稲。江別産米を広めるため地酒づくりに動き出した人たちがいる。その熱意に応えたのが栗山町の小林酒造。市、地元取扱店、飲食店もタッグを組み、特別純米酒「瑞穂のしずく」が2000年に誕生、その後は酒造好適米の生産にも歩を進めている。
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現在の江別は農業のまちでもあるが、かつては農作物が育たない原野、スポンジのようにたっぷりと水を含んだ泥炭地が広がっていた。江別、当別、新篠津、月形の4市町村を貫く全長約23kmの「篠津運河」を掘削し、実り豊かな水田に変えた物語をたどる。
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ある時代の記憶や精神を次の世代が引き継いでいくには、どんな方法が有効だろう。まず口伝えや書物、映像などが思い浮かぶだろう。加えて、生身の身体の振る舞いを使う民俗芸能も欠かせない。入植者たちが母村とのつながりを大切にするために伝えた、野幌の神楽について学んでみた。
赤れんが テラス5階の「眺望ギャラリー」に足を運んだことはあるでしょうか。ここ、実はアートの展覧会や、いままでにない(!?)大人の部活動が開催されたりしている「人々の交流と創造のスペース」なのです。3階にある専用エレベーターのボタンを押してみてください!
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2大学のコラボでカフェの新メニューを開発! 江別市教育委員会の声掛けで始まった産学官のワークショップ
4つの大学に約1万人の大学生が通う江別。だが、江別のまちをよく知らないまま卒業してしまう学生も少なくないらしい。もっとまちを知ってほしい、若者のパワーを生かしてほしい。そんな思いから始まったのが、北海道林木育種場旧庁舎のカフェの新メニュー開発ワークショップだ。
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江別市には4つの大学がある。酪農学園大学、北海道情報大学、札幌学院大学、北翔大学――実は学問を志す若者であふれるまちなのだ。江別にかかわりのある学生とまちとをつなぎたいとの思いから生まれた「EBETSUto」という活動がある。いったいどんなことをしているのだろうか?
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江別は、140以上の遺跡に囲まれたまちだ。昭和初期から名だたる研究者の注目を集めてきた考古学のホットスポットであり、江別の名を冠した土器や、今や江別にしか残されていない古墳もある。そんな江別の「実はすごい」を発信する人たちを、市内の資料館に訪ねた。
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江別の町がれんが生産に沸く1949(昭和24)年、一人の老人が、れんが工場群の一角に居を構えた。名は、小森忍。同じ窯業でも、彼の専門は陶磁器。並外れた知識と経験から日本窯業界の“最高峰的存在”と呼ばれた男の目には、何が見えていたのか。
特集プロローグ
江別は道路・鉄路・水路といった「路(みち)」の拠点でした。江別を代表する産業「レンガ」は路を通じて各地へ運ばれ、北海道の開拓や日本の近代化に貢献してきました。「路」を歩き、このまちの「未知」を知れば、江別の多面的な魅力が浮き上がってくるはずです。
経年優化のまちづくりを目指して~「札幌三井JPビルディング」竣工10年
2014年8月に札幌三井JPビルディング(通称「赤れんが テラス」)が竣工し、あわせて北海道庁赤れんが庁舎前の広場として、札幌北3条広場(通称「アカプラ」)が整備され、2024年で10年目を迎えました。そのコンセプトである“経年優化”とは何なのでしょうか?